「ナゼ アナタハ ヨウショヲ ヨムノ」
風の囁きが聞こえた気がした。
「デンシャトカデ デキルオトコヲ キドリタイカラナノ?」
電車とかで地味に自慢したいから……なのか?
この俺が!?
風の囁きが聞こえた気がした。
「デンシャトカデ デキルオトコヲ キドリタイカラナノ?」
電車とかで地味に自慢したいから……なのか?
この俺が!?
たしかに洋書を読むのはちょっとばかり時間がかかる。
なぜなら洋書は、当たり前だが、全編英語で書かれているからだ。
本屋で気軽にいろいろ物色することもなかなか難しいし、最近は価格もそれほど安くはない。
ではなぜ、わざわざ、そんな手間をかけて洋書を読むのだろうか?
まずこの数字を見てもらう!
(いきなり偉そうだ)
「8,613,884」 対 「55,488,717」
数字が並びすぎてパッと見で、どちらが大きいかよくわからないかもしれない。
分かりやすく書くと
8.6万 対 55万
である。
これはアマゾンジャパンで検索できる本の冊数(洋書以外)と、ママゾン本家で検索できる本の冊数(だいたい全部が洋書)の比較だ。
一目瞭然で本家の本の方が多いことがわかるだろう。
そう、単に洋書の方が本の数が多い。
ゆえに選択肢も多い、読みたい本がなくなることもないのだ。
洋書を読むのに高尚な理由付けはいらない、「本が好き」それだけじゃ、いけないのかい?